AutoCADのフェイタルエラーの対処法をお探しですね。

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AutoCADが突然落ちた!「フェイタルエラー」から図面を復旧する方法

AutoCADで作図中に突然「フェイタルエラー」が出て画面が固まったり、いきなり強制終了したりすると、真っ先に心配になるのが「保存してない作業はどうなるの?」ってことですよね。

特に締切前の図面や、何時間もかけて修正した図面だと、数十分のロスでもかなりの痛手です。

この記事では、突然の「フェイタルエラー」でAutoCADが落ちてしまったときに、どうやってデータを復旧すればいいのか、壊れた図面にはどう対処すればいいのか、そして同じことを繰り返さないためにはどうすればいいのかを、順を追ってわかりやすく説明します。

1. AutoCADが落ちた直後、まず確認すべきこと

AutoCADがフェイタルエラーで落ちた直後は、焦って何度も同じファイルを開こうとしたり、いきなり上書き保存したりしないのが大事です。

実は、クラッシュ直後のDWGファイルや自動保存ファイルには、復旧に使える情報が残っている可能性があるんです。

まずは落ち着いてAutoCADを再起動してみましょう。

起動したときに「図面修復管理」という画面が出てくることがあります。

ここには、元のDWGファイルや自動保存ファイル、バックアップファイルなどが一覧で表示されて、直前に近い状態の図面を開けるかもしれません。

図面修復管理が表示されたら

更新日時を見ながら、一番新しそうなファイルを開いて中身を確認してください。

ここで大切なのは、**元のファイルにいきなり上書きしないこと**。

復旧できたように見えても、実はデータの中身に破損が残っていることもあるので、「案件名_復旧_0401.dwg」みたいに別名で保存しておくと安全です。

候補がいくつかある場合は、ファイルサイズや日時だけで判断せず、実際に開いて図形やレイアウト、外部参照、注釈尺度などをちゃんと確認しましょう。

図面修復管理が出なかった場合

図面修復管理が出なくても、まだ諦めるのは早いです。

AutoCADには自動保存ファイルが作られる仕組みがあって、設定によっては数分〜十数分前の作業状態が残っています。

特に停電やOSのフリーズ、いきなりの再起動、グラフィックドライバーの停止で落ちた場合は、自動保存ファイルが残っているケースが多いです。

ただし、クラッシュ後すぐにPCを何度も再起動したり、ディスククリーンアップを実行したりすると、一時ファイルが消えてしまう可能性があるので要注意。

まずは保存場所を確認することを優先してください。

2. 自動保存ファイル・バックアップファイルから復旧する手順

AutoCADの復旧で最初に探したいのが、**自動保存ファイル**です。

自動保存ファイルは拡張子が「**.sv$**」になっていて、設定された自動保存フォルダに作られます。

自動保存ファイルの探し方

場所はAutoCADのオプション画面で確認できます。

「ファイル」タブの中にある「自動保存ファイルの場所」や一時ファイルの保存先をチェックしてみてください。

クラッシュ後は、そのフォルダを開いて更新日時が新しい「.sv$」ファイルを探します。

見つけたら、**別の安全な場所へコピーしてから**拡張子を「**.dwg**」に変更してください。

そうすればAutoCADから普通に開けて、直近の作業状態を復元できる可能性があります。

**ポイント:** 元のフォルダで直接いじるより、デスクトップや作業用フォルダにコピーしてから操作する方が安全です。

自動保存ファイルは、AutoCADが正常終了したタイミングで削除されることもあるので、見つけたらすぐに退避させましょう。

ちなみに「.ac$」みたいな一時ファイルも見つかることがありますが、これは作業用の一時データで、必ずしもDWGとして開けるとは限りません。

復旧対象として優先すべきなのは、基本的に「**.sv$**」と「**.bak**」です。

バックアップファイル(.bak)も確認

バックアップファイルである「**.bak**」も重要です。

AutoCADでは保存するときに、直前の保存状態を「.bak」として残す設定があります。

このファイルをコピーして拡張子を「.dwg」に変更すると、前回保存時点の図面として開けることがあります。

自動保存ファイルより古い状態になることもありますが、ファイルが壊れてたり自動保存が失敗してたりしたときには、有効な保険になります。

確認すべきファイルまとめ

復旧時にチェックしたいファイルは主に次の3種類です。

– **「.sv$」**: 自動保存ファイル。

クラッシュ直前に近い状態が残る可能性あり。

– **「.bak」**: 前回保存時のバックアップファイル。

拡張子をDWGに変更して確認。

– **元の「.dwg」**: 壊れてないか確認し、必要に応じて修復コマンドを使う。

復旧後の注意点

復旧したファイルを開けた場合でも、そのまま作業を続けるのは避けた方がいいです。

まず別名保存を行って、次に「監査」や「修復」機能で図面内のエラーを確認しましょう。

見た目は問題なさそうでも、ブロック定義、寸法スタイル、外部参照、レイアウト情報などに不整合が残っていることがあります。

復旧できた直後こそ、ファイルを軽く整備してから作業を再開することが、再クラッシュを防ぐ近道です。

3. DWGファイルが開けない・警告が出るときの修復方法

フェイタルエラーの後にDWGファイルを開こうとしても、読み込み途中で落ちたり、警告が出たり、図形の一部が表示されなかったりすることがあります。

これは、単なるAutoCAD本体の不調じゃなくて、DWGファイルの中身が壊れてたり不整合があったりするのが原因かもしれません。

まず試したい「図面修復」機能

まず試したいのは、AutoCADの「図面修復」機能や**RECOVERコマンド**です。

対象ファイルを直接開くんじゃなくて、修復機能を経由して読み込むことで、内部エラーを検出しながら開ける場合があります。

ファイルが開けたら、**AUDITコマンド**で図面データのエラーを検査して、修正を許可して処理します。

さらに、**PURGEコマンド**や名前削除機能を使って、使われていないブロック、線種、文字スタイル、寸法スタイルなどを整理すると、ファイルの肥大化や不安定化を抑えられます。

外部参照を何度も取り込んだ図面や、他社のCADから変換されたDWGでは、不要な定義や壊れた参照が溜まりやすいので、修復後の整理が特に効果的です。

他社CADから変換した図面の注意点

測量CAD、建築系CAD、古いCADソフトなどから出力された非ネイティブのDWGファイルでは、AutoCADで開くたびに警告が出たり、編集中に不安定になったりすることがあります。

これは必ずしも「編集できない」という意味ではないんですが、AutoCAD純正のDWGと完全に同じ品質とは限らないので注意が必要です。

対処法としては、こんな方法があります。

– 一度DXF形式に変換して再読み込みする
– 新規図面に外部参照としてアタッチしてからバインドする
– 必要なオブジェクトだけを新規図面へコピーする

図面の単位、挿入尺度、座標位置がずれないように、移行前後で設定を確認することも忘れずに。

どうしても開けない場合

どうしても新しいAutoCADで開けない場合は、別バージョンのAutoCADやDWG TrueViewなどの関連ツールで開けるか確認する方法もあります。

古い図面や変換図面では、バージョンによって読み込み結果が変わることがあるんです。

ただし、古いバージョンなら必ず直るってわけじゃなくて、あくまで切り分けの一手段です。

開けた場合はすぐに別名保存して、必要に応じて新規図面へ移し替えることで、壊れた要素を持ち越しにくくなります。

4. フェイタルエラーを繰り返さないための対策と予防

AutoCADのフェイタルエラーは、図面ファイルの破損だけじゃなくて、PC環境やAutoCAD本体の設定が原因で起きることもあります。

よくある原因

– グラフィックドライバーの不具合
– ハードウェアアクセラレーションとの相性
– メモリ不足
– アドオンやカスタムツールの競合
– ネットワーク保存先との通信が不安定

特に大容量の図面、3D要素を含む図面、外部参照が多い図面では、表示処理や参照先の読み込みが負荷になって、クラッシュの引き金になることがあります。

まず試せる対処法

まず試しやすい対処として、AutoCADとグラフィックドライバーを更新して、必要に応じてハードウェアアクセラレーションをオフにして様子を見てみましょう。

**特定の図面だけで落ちるのか、すべての図面で落ちるのか**を分けて考えることも大切です。

– 特定ファイルだけ → DWG側の破損や外部参照が疑われる
– どの図面でも落ちる → AutoCAD本体、ユーザー設定、PC環境に原因がある可能性

切り分けの基本は、症状を再現できる条件を一つずつ減らしていくことです。

日常的な保存設定の見直し

再発防止のためには、日常的な保存とバックアップの設定も見直しておきましょう。

自動保存間隔が長すぎると、クラッシュ時の作業ロスが大きくなります。

逆に短すぎる設定だと、大規模図面では保存処理が頻発して操作が重くなる場合があります。

実務では**5〜10分程度**を目安に、図面サイズやPC性能に合わせて調整すると現実的です。

あわせて、バックアップファイルの作成を有効にして、重要案件ではローカル保存とクラウド・サーバー保存を使い分けると安心です。

作業前後の図面メンテナンスも大事

フェイタルエラー対策として、作業前後の図面メンテナンスも有効です。

受け取ったDWGをそのまま編集するんじゃなくて、まず別名保存して、監査、名前削除、外部参照の確認を行ってから作業に入るとトラブルを減らせます。

特に他社から受け取った図面、古いバージョンを経由した図面、DXF変換を繰り返した図面は、見た目が正常でも内部に不要データを抱えていることがあります。

作業の区切りごとに別名保存を残す運用にしておけば、万が一落ちても戻れる地点を確保できます。

まとめ:落ち着いて対処すれば大丈夫

フェイタルエラーが頻発する場合は「AutoCADが悪い」と決めつけず、**図面、環境、操作手順の3方向**から確認することが大切です。

復旧の基本

– 「.sv$」「.bak」「図面修復管理」を優先
– 開けた後は別名保存と監査で安全性を高める

対処の基本

– 壊れたDWGの修復
– 不要データの削除
– 外部参照の整理
– ドライバーや設定の見直し

この流れを押さえておけば、突然の「フェイタルエラー」でAutoCADが落ちたときでも、作業ロスを最小限に抑えて、同じトラブルの再発を防ぎやすくなります。

焦らず、順番に確認していけば大丈夫ですよ!

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