AutoCADを完全に削除する方法をお探しですね。

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AutoCADを完全にアンインストールする方法【レジストリまで削除】

AutoCADを普通にアンインストールしただけでは、設定ファイルやライセンス情報、レジストリなどが残ってしまうことがあります。

「再インストールしてもエラーが出る」「前の設定が勝手に復活する」「ライセンス認証がうまくいかない」といったトラブルが続く場合は、残ったデータまできれいに削除する「完全アンインストール」が効果的です。

この記事では、Windows環境でAutoCADを完全に削除する方法を、安全に進めるための注意点も含めて順番に解説していきます。

1. 作業を始める前に必ず確認しておくこと

AutoCADを完全削除する前に、まず「本当に全部消してしまって大丈夫か」を確認しましょう。

AutoCADは見た目は単体アプリですが、実際にはAutodesk LicensingやAutodesk Access、Material Libraryなど、複数の関連プログラムと連携して動いています。

特に注意したいのは、**同じパソコンで他のAutodesk製品を使っている場合**です。

たとえばRevitやInventor、Civil 3D、Mayaなどを使っているなら、共有フォルダやライセンスサービスを削除すると、他のソフトまで起動できなくなる可能性があります。

大切なデータは必ずバックアップ

作業前には、図面データはもちろん、テンプレートやカスタム設定も必ずバックアップしてください。

完全削除では、以下のようなデータも消える可能性があります。

– ユーザープロファイル内の設定
– ツールパレット
– カスタムCUI
– LISP
– 線種
– 印刷スタイル

これらは通常のDWGファイルとは別の場所に保存されているので、「図面さえ残っていればOK」と思っていると、再インストール後に作業環境を一から作り直すことになってしまいます。

会社や学校のパソコンで作業する場合は、必ず管理者やIT担当者に確認してから進めてください。

レジストリ編集は慎重に

レジストリはWindowsやアプリの設定情報が保存されている重要なデータベースです。

間違ったキーを削除すると、AutoCAD以外のソフトやWindows自体の動作に影響することがあります。

作業前には必ず以下の準備をしましょう。

– **システムの復元ポイントを作成する**
– **レジストリエディターで対象キーをエクスポートしておく**

完全削除の目的は、不要なAutoCAD関連情報を整理することであって、関係ないプログラムやWindowsの設定まで消すことではありません。

慎重に進めましょう。

2. まずは普通の方法でアンインストールする

いきなりフォルダやレジストリを削除するのはNGです。

まずはWindowsの標準機能で、きちんとアンインストールしましょう。

順番を間違えると、かえって中途半端な状態が残ってしまいます。

アンインストールの手順

**Windows 10/11の場合:**
1. 「設定」を開く
2. 「アプリ」へ進む
3. インストール済みアプリの一覧からAutoCADを探す
4. 「アンインストール」をクリック

**Windows 7/8の場合:**
1. 「コントロールパネル」を開く
2. 「プログラムと機能」へ進む
3. AutoCADを選んで削除

関連コンポーネントも確認しよう

AutoCAD本体だけでなく、関連プログラムも確認します。

ただし、**他のAutodesk製品を使っている場合は、すべて削除してはいけません**。

AutoCADしか使っていないパソコンなら、以下のような項目も削除対象になります。

– AutoCAD本体、AutoCAD LT、AutoCAD Toolsetsなど
– Autodesk Material Library
– Autodesk Genuine Service
– Autodesk Access
– Autodesk Desktop Licensing Service
– Autodesk Single Sign On Component

アンインストールが終わったら、**必ずパソコンを再起動**してください。

再起動せずに次の作業に進むと、サービスやプロセスがまだ動いていて削除できないことがあります。

再起動後、アプリ一覧からAutoCADが消えていることを確認してから、次のステップに進みましょう。

3. 残ったフォルダや設定ファイルを手動で削除する

普通にアンインストールしても、設定フォルダやキャッシュ、ログ、ユーザー別の環境設定などは残ることがあります。

これは「再インストールしたときに前の設定を引き継げるように」という配慮なのですが、トラブル解消や完全初期化が目的なら、これらが原因で同じエラーが再発することもあります。

隠しファイルを表示する設定にしよう

エクスプローラーを開いて、隠しファイルを表示できる状態にします。

**Windows 10/11の場合:**
1. エクスプローラーを開く
2. 「表示」タブをクリック
3. 「隠しファイル」にチェックを入れる

削除前にフォルダ名を変更して様子を見る方法もあり

いきなり削除するのが不安なら、フォルダ名を変更して一時退避する方法もおすすめです。

たとえば「Autodesk」を「Autodesk_old」のように名前を変えておけば、問題が起きたときに元に戻しやすくなります。

確認すべきフォルダ

以下の場所をチェックしましょう。

**共通フォルダ(全ユーザー共通):**
– `C:\Program Files\Autodesk`
– `C:\Program Files\Common Files\Autodesk Shared`
– `C:\ProgramData\Autodesk`
– `C:\Users\Public\Documents\Autodesk`

**ユーザー別フォルダ:**
– `%AppData%\Autodesk`
– `%LocalAppData%\Autodesk`
– `%Temp%`

`%AppData%`や`%LocalAppData%`は、エクスプローラーのアドレスバーに直接入力すると開けます。

ここにはユーザーごとのAutoCAD設定や作業履歴、キャッシュなどが保存されています。

`%Temp%`は一時ファイルの保存場所で、AutoCAD以外のファイルも含まれています。

削除できないファイルがあっても、無理に消す必要はありません。

削除できないファイルがある場合

「使用中です」と表示されて削除できない場合は、Autodesk関連のプロセスがまだ動いている可能性があります。

1. タスクマネージャーを開く(Ctrl+Shift+Esc)
2. Autodesk関連のプロセスを終了する
3. または、もう一度パソコンを再起動してから削除する

他のAutodesk製品を使っている場合は注意

Program Files内のAutodeskフォルダを削除する際は、製品本体や共有コンポーネントが残っていないか確認してください。

AutoCAD本体をアンインストールしていても、Material Libraryやライセンス関連ファイルが残っている場合があります。

完全削除が目的なら整理して問題ありませんが、同じパソコンでAutodesk製品を今後も使う予定があるなら、後から再インストールが必要になることもあります。

**判断に迷うフォルダは、すぐに削除せず、リネームして数日様子を見る方法が安全です。

**

4. レジストリを含めて完全に削除する方法

最後に、レジストリに残ったAutoCAD関連情報を削除します。

これが完全アンインストールの仕上げですが、**最も注意が必要な作業**でもあります。

レジストリエディターの開き方

1. Windowsキーを押す
2. 「regedit」と入力
3. 管理者権限で起動

作業前に必ずバックアップ

レジストリエディターが開いたら、まず以下の準備をしましょう。

1. 「ファイル」メニューから「エクスポート」を選ぶ
2. 削除予定のキーをバックアップ
3. Windowsの復元ポイントも作成しておく

万が一トラブルが起きても、これで元に戻せます。

確認すべきレジストリキー

AutoCAD関連で確認する代表的なレジストリキーは以下です。

**ユーザー別の設定:**
– `HKEY_CURRENT_USER\Software\Autodesk`

**PC全体の設定:**
– `HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Autodesk`
– `HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Autodesk`(64bit版Windowsの場合)

削除の進め方

これらのキーを開いて、AutoCAD、AutoCAD LT、バージョン名、製品コードらしき項目を確認します。

**AutoCADしか使っていない場合:**
Autodesk関連キーを削除してOKです。

**他のAutodesk製品も使っている場合:**
キー名だけで判断しにくいので、削除前に必ずエクスポートしてから、個別に対応しましょう。

検索機能の使い方と注意点

レジストリエディターの検索機能で「AutoCAD」「Autodesk」を探す方法もありますが、**検索で見つかった項目をすべて削除するのは危険**です。

必ず内容を確認してから削除してください。

作業後の確認

レジストリの整理が終わったら、もう一度パソコンを再起動します。

その後、以下を確認しましょう。

– アプリ一覧にAutoCADが残っていないか
– Program Files、ProgramData、AppDataにフォルダが残っていないか
– レジストリ内にAutoCAD関連項目が残っていないか

再インストールする場合の注意点

完全削除後に再インストールする場合は、最新のインストーラーをAutodesk公式サイトから取得して、管理者権限でインストールしましょう。

古いインストーラーや途中で失敗したセットアップファイルを使うと、同じエラーが再発する可能性があります。

それでも問題が解決しない場合

完全削除を行ってもライセンス認証の問題が残る場合は、パソコン側ではなく、以下が原因になっていることもあります。

– Autodeskアカウントの状態
– 契約状態
– ネットワーク制限
– プロキシ設定
– セキュリティソフト

特に法人環境では、ファイアウォールや管理者権限の制限によって認証サービスに接続できないケースがあります。

その場合、AutoCADの削除を繰り返すよりも、**Autodesk公式サポートや社内管理者に確認したほうが早く解決する**ことがあります。

まとめ

レジストリを含めた完全アンインストールは強力な方法ですが、最後の手段として慎重に実行することが大切です。

**作業の流れをおさらい:**
1. バックアップと復元ポイントの作成
2. 通常の方法でアンインストール
3. 残ったフォルダの削除
4. レジストリの削除
5. 再起動して確認

焦らず、一つずつ確認しながら進めていきましょう。

不安な場合は、専門家やサポートに相談することをおすすめします。

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