AutoCADで背景色を変更する方法をお探しですね。
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AutoCADの画面を黒背景にする方法 – 目に優しい作図環境の作り方
AutoCADで図面を描いていると、「画面が白くてまぶしい」「線の色が見づらい」と感じたことはありませんか? 昔のAutoCADは黒い画面が標準だったこともあり、「あの黒い画面に戻したい」と思う方も多いようです。
実は、AutoCADでは画面の背景色を自由に変更できます。
この記事では、初心者の方でも迷わず設定できるように、背景色を白から黒に変える手順をわかりやすく解説します。
まず知っておきたい2つの「色」の違い
AutoCADの画面色を変えるとき、ちょっとややこしいのが「カラーテーマ」と「作図領域の背景色」が別々の設定になっている点です。
**カラーテーマ**は、リボンやメニュー、ツールバーといったAutoCAD全体の見た目を明るくするか暗くするかの設定です。
一方、**作図領域の背景色**は、実際に線や図形を描くモデル空間やレイアウト空間の背景だけを指定する設定です。
つまり、カラーテーマを「ダーク」にしただけでは、図面を描く部分が黒くならないことがあります。
逆に、作図領域だけ黒にしても、リボンやメニューは明るいままということもあります。
「画面全体を黒っぽくしたい」のか、「図面を描く部分だけ黒にしたい」のかで設定が変わってくるので、両方の場所を覚えておくと便利です。
それから、背景色を黒にしても印刷結果には影響しないので安心してください。
印刷やPDF出力では、印刷スタイルや線の太さ、レイアウト設定が関係してきます。
つまり、画面表示と印刷は別物なので、作業中の見やすさを優先して自由に背景色を選んでOKです。
作図画面を白から黒に変える基本の手順
それでは、実際に作図領域の背景を白から黒に変えてみましょう。
まず、AutoCADで図面を開いた状態にしておきます(新規図面でも大丈夫です)。
設定を変更するには**「オプション」画面**を開きます。
開き方はいくつかありますが、以下のどれでもOKです:
– 作図画面の何もないところで右クリック→「オプション」を選ぶ
– コマンドラインに「OPTIONS」または「OP」と入力してEnterキー
– 左上のAutoCADアイコンから「オプション」を選ぶ
オプション画面が開いたら、上のほうにある**「表示」タブ**をクリックします。
ここには画面表示に関する設定がまとまっています。
次に、「ウィンドウ要素」のあたりにある**「色」ボタン**を探してクリックしてください。
すると「作図ウィンドウの色」という新しい画面が開きます。
ここで、どの画面のどの部分の色を変えるか細かく指定できるようになっています。
白い作図背景を黒にするには、次のように選択します:
1. 左側の「コンテキスト」で**「2Dモデル空間」**を選ぶ
2. 真ん中の「インタフェース要素」で**「共通の背景色」**を選ぶ
3. 右側の「色」から**「Black(黒)」**を選ぶ
設定できたら**「適用して閉じる」**をクリックして、元のオプション画面に戻ったら**「OK」**を押します。
これで完了です! モデル空間の背景が白から黒に変わったはずです。
メニューやリボンも暗くしたいときは
作図画面だけでなく、AutoCAD全体を暗い雰囲気にしたい場合は、同じ「オプション」画面の「表示」タブで**「カラーテーマ」**を確認してみましょう。
カラーテーマが「ライト」になっていると、リボンやメニューが明るい色で表示されます。
これを**「ダーク」**に変更すると、画面全体が落ち着いた色になって、長時間作業していてもまぶしさを感じにくくなります。
ただし注意点として、カラーテーマをダークにしても、モデル空間の背景が自動的に黒になるとは限りません。
AutoCADのバージョンや今までの設定によっては、「リボンは暗くなったのに、図面を描く部分は白いまま」ということもあります。
そんなときは、先ほどの手順で「2Dモデル空間」の背景色を黒に設定してください。
見た目をきれいに統一したいなら、**カラーテーマと作図領域の色、両方を確認する**のがおすすめです。
3D表示を使う場合の注意点
AutoCAD LTを使っている方は、基本的に2D作図なので「2Dモデル空間」の設定だけで十分です。
でも、通常版のAutoCADで3D表示を使う場合は、「3D平行投影」や「3D透視投影」の背景色も変更しておくといいでしょう。
3Dビューに切り替えたときだけ背景が白に戻ると、ちょっと違和感がありますからね。
黒背景にした後のチェックポイント
背景を黒にした後は、**線の色が見やすいか**を確認してみてください。
白背景で作業していたときは、黄色や水色、薄いグレーなどの色がちょうどよく見えていたかもしれません。
でも黒背景に変えると、鮮やかに見える色もあれば、逆に暗い色の線は背景に埋もれて見づらくなることもあります。
もし既存の図面を開いたときに一部の線が見えにくい場合は、背景色だけの問題ではなく、画層の色設定や表示スタイルも確認してみましょう。
レイアウト空間の背景も変えたいときは
印刷範囲や図面枠を確認するレイアウト空間を使っている場合、モデル空間の背景色を変えても、レイアウト側は別の設定になっていることがあります。
レイアウトの背景も変えたいときは、「作図ウィンドウの色」で「シート/レイアウト」を選んで、同じように背景色を調整してください。
ただ、レイアウトは「紙に印刷したときの状態」を確認する場所でもあるので、白い紙面として表示したほうが印刷イメージがつかみやすいこともあります。
このあたりは好みで選んでOKです。
設定が反映されないときは?
背景色の変更がうまく反映されないときは、設定後に**「適用して閉じる」と「OK」をちゃんと押したか**確認してみてください。
画面を閉じただけでは、変更が保存されないことがあります。
また、会社や学校のパソコンでは、AutoCADの起動時に管理者側の設定で元に戻ってしまう場合もあります。
そんなときは、プロファイル設定やワークスペース、テンプレートファイルの管理状況を確認すると、原因がわかるかもしれません。
まとめ
AutoCADの画面背景を白から黒に変える操作は、一度覚えてしまえば1分もかかりません。
基本は「オプション」→「表示」タブ→「色」で、2Dモデル空間の背景を黒にするだけです。
必要に応じてカラーテーマもダークに変更すれば、自分の作業環境に合った見やすい画面が完成します。
黒背景は目の疲れを軽減してくれますし、線の色も識別しやすくなります。
長時間図面を描く方には特におすすめの設定なので、ぜひ試してみてください!
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